中小企業診断士とは、また難易度は。
中小企業診断士と言う言葉を聞いたのも恥ずかしながら最近のことであります。自分でもなかなかどういうものなのか理解できていなったので整理してみました!
中小企業診断士とは?
経営コンサルタントとしての唯一の国家資格です。
※MBA(Master of Business Administration)に近いような存在といえるかもしれません。MBAとは経営学修士課程修めたものに与えられるものです。
中小企業診断士試験は、中小企業支援法第12条に基づく国家試験です。
業務独占資格は今の所ない。ここが少し痛い。
中小企業診断士の社会的評価は?
社会的に評価されているというのが一般的な見解かと思います。
ただし、こういう資格ものでありがちな批判はよく見かけられます。つまり、勉強だけできても実践で使えないなどということです。
どんな人が資格を取るのか?
社内でのキャリアアップのためにとりたい方
転職のときに有利になるからとりたい方
経営コンサルタントになって講演がしたい方
などです。
民間企業勤務の方が受けるのが多いようです。
中小企業診断士の難易度は?
1次試験で30%ほどの合格率、さらに2次試験で20%ほどの確率しか無いようです。なかなか難しいと言えるでしょう。
業務独占資格は今の所ないのに難易度が高い。
正直、自分は受けようとは思いませんでした。なぜなら、かなり内容も難しく自分には必要以上の知識に思えました。
4-5年は勉強に費やさないといけないという感じでしょうか?1年で取ったという方もおられるようです。
中小企業診断士の試験流れについて
中小企業診断士第1次試験
「経済学・経済政策」
「財務・会計」
「企業経営理論」
「運営管理(オペレーション・マネジメント)」
「経営法務」経営情報システム」
「中小企業経営・中小企業政策」
の7科目からなります。
↓
中小企業診断士第2次試験
必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とする。
<筆記試験>試験科目:中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ~Ⅳの4科目
<口述試験>
↓
実務補習もしくは診断実務従事(15日間以上)
実務補習は、1グループを受講者6名以内で編成し、指導員の指導のもと、実際に企業に対して経営診断・助言を行います。3企業に対して、現場診断・調査、資料分析、診断報告書の作成、報告会を行います。
↓
中小企業診断士登録(経済産業大臣登録)
※中小企業診断士の登録有効期間は5年間で、登録を更新するためには一定の要件を満たすことが必要です。
備考
かれこれ、毎年4月頃に試験日程が発表されているので、2019年度も同様になるのではないでしょうか。
2020年度(平成32年度)中小企業診断士第1次試験に係る実施日程予定については、7月中旬の土曜日・日曜日の2日間と発表されております。
※第1次試験実施日の4か月ほど前を目途として、協会のウェブサイトにおいて公表する予定だそうです。
起きたくまお感想
もう少し勉強してこのことについてさらに詳しくなっていこうと思います。かなりハードルが高い試験や応用力も問われるので深い理解がないとダメだと感じました。簡単に取れたとか難しとかいろいろな意見がありますが・・当たり前だと思います。勉強する時間も人それぞれ様々ですからね!
詳しくは中小企業診断協会ホームページよりご覧になれます。
写真は静岡県富士山世界遺産センターの逆さ富士です。クリスマスですけど、年末なのでこれにしました。